日本甲殻類学会は,1961年(昭和36年)に創立され,当初 は小さな学会でしたが,着実に発展をしてきました.学会創立に携われた方々の努力が今ここに実っているのです.

甲殻類学会の創設,維持,発展にご尽力された会員の皆様のご努力とご貢献に心から感謝致します. 

 学会活動の主たるものは,機関誌の発行と会員相互の交流であると思います.1963年(昭和38年)11月に機関誌「甲殻類の研究(英名Researches on Crustacea)」創刊号が刊行されました.甲殻類の研究は21号まで刊行されましたが,1993年(平成5年)にCrustacean Researchとなり,22号として発行されました.さらに,25号(1996年)からは欧文(英文)誌となりました.機関誌の内容も科学の進歩とともに変化して来ています.

また,特別号,さらに,「シーボルトと日本の博物学 甲殻類」が刊行されています.

 会員相互の交流を目指す大会も継続して開催されてきました.

 第1回大会は,1961年(昭和36年)11月19日に横浜国立大学岩実験所で開催されました.創立20周年記念大会(第19回)は三井ア-バンホテル銀座(東京)で開催,第29回(1991年)大会は学会創立30周年の記念大会にあたり東京水産大学で,第39回(2001年)大会は学会創立40周年の記念大会にあたり東京水産大学で開催されました.

 また,2009年には,The Crustacean Societyとの共催のサマーミーティングも開催されました.多くの国からの人々を迎え甲殻類に関する情報が交わされました.

 そうして2011年に50周年の記念大会を東京海洋大学で開催する運びとなりました.

 また,和文のCANCERは,1991年(平成3年)に創刊号が発行されました.2005年の15号からは,和文誌として原著論文を掲載することになりました.CANCERは,会員相互の連絡や多彩な情報も掲載しており,これからのますますの発展が期待されます.


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